Mirage Auto Design

コタツで熱燗やって、気分よいので筆をとってみたロイヤルノグチです。ふぅ。

御殿場には隠れた名店(飲食店)がたくさんありまして、それぞれのカテゴリでMy行きつけが決まってたりします。

たとえば「鰻」カテゴリでは、東京の「神田きくかわ」、三島の「すみの坊」、際コーポレーション系列の「瓢六亭」といった大手支店から、「むつごろ」「鶴川」「味膳」「大和田」といった地元の実力店まで揃っている中で、特に好みなのは大和田とひろ田(駒門店)、むつごろの三店。せっかく御殿場まで来たなら、ぜひ地元の鰻店に行ってもらいたいなぁ、と。

まぁ、ほんとに旨いです。贅沢ランチするなら「ひろ田(駒門店)」、鰻以外も満足したい欲張り気分のときは「大和田」、夜に狙ってるお姉ちゃん同伴でいくなら「むつごろ」と使い分けています。※お姉ちゃんの話はまたいつか。。。

元々三島の鰻が有名になったのは、臭みを取るのに富士山麓系の湧水を、浜名湖から届いた鰻に数日飲ませた「伝統の仕込み」に由来するんですが、同じような水源がある御殿場に名店が多いのもそんな理由なんでしょうね。知らんけどたぶん。

で、ひろ田に行ったら頂くのが「御殿場二段重(4,380円、2023年末時点)」。一段目は所謂鰻重(しつこいですがホント旨いです)で、二段目が御殿場名産の水菜漬けを下に敷いた変わり種の鰻重。賛否両論あるでしょうが、これが脂っこい鰻と相性抜群なんです。鰻店って高級だから、つい大きめのベーシックな鰻重選びません?で、最後のほう、実は飽きてません?まぁ、私はそうなんです。おっさんなんで胃もたれもしますし。

水菜漬鰻重(ネーミング適当でスミマセン)は、もちろん旨いんですが、御殿場の産物(水菜の漬物は昔から名物なんです)を鰻に合わせるチャレンジングな計らいが素敵すぎ。そりゃ高価な食べ物ですから、昔からある姿&味をそのまま維持するコンサバな感じも大切ですが、こういう「普通の鰻重のが美味しいよね」と言われることを恐れない挑戦が、ミラージュオートデザインの感性に響くんですよね。

うちでは貴重な空冷ポルシェでも近代ポルシェでも、クラシックミニでもR35でも、なんでもかんでも自分達の感性のおもむくままにカスタムしちゃいます。よく「もったいない」とか「ノーマルのバランスがイチバン!」と言われますが、人それぞれですからね。何歳になっても不思議とクルマに関してはいくら大胆なカスタムをしても胃もたれしないんですよねー、うふふ。もっと加速しろ、もっと止まれ、曲がれ、最高に好みなスタイルに!

99人から好かれなくても、1人から強烈に愛されるカスタムカーを世に送り出したいと切に願ってます。

と言うことで、ボクスターのフェンダーをぶったぎるのに珍しく(すこし)躊躇しているUwabo仙人を、ひろ田に拉致して水菜漬鰻重を召し上がって頂き、拘りの日本酒をたらふく呑ませ、酔った勢いでそのままフェンダーを切ってもらおう!という作戦を立てたのですが、絶対「おれはフツーの鰻重がよい」って言うでしょうね。はい、わかってますとも。