Mirage Auto Design

こんにちは。今年もそろそろ花粉シーズンが始まり戦々恐々としているPochisukeことミヤカワです。

私個人的な感覚では楽しかった冬のサーキットシーズンが終わる頃に花粉が攻めてくるイメージがあります。今年は例年より幾分か早く花粉が飛んでいるようで2月からこんなにムズムズしたのは初めてかもしれません。その分早くこの魔のシーズンが終わってくれることを願う日々であります…。

 

 

さて冒頭にも書きましたがサーキットシーズンも終盤。シーズンの〆ともよく言われるAttack筑波の見学(サポート)に行ってまいりました。

所属しているカークラブの皆さんが参加されていてその応援がメインだったのですが、さすが日本一有名なタイムアタックイベント。車種も多種多様で参加台数も200台近くと大盛況。今年は海外から参戦のコルベット(当日最速タイム 1200馬力?)で参加されている方もいらっしゃいました。

いわゆる他車と競走するレース形式とは違い、自身のもつベストタイムをいかに短縮させるかを本気で挑戦するイベント。まさに0.001秒を己自身と競うこのイベントは筑波サーキットを2周しか走ることができません。その厳しい条件下で結果を出すということはドライバーのみならず、観ている方にも独特の空気感と特別な緊張感のある大変刺激的なイベントとなっていました。

 

写真でもおわかりいただけるかとおもいますが、参加車両の雰囲気も独特でいわゆる”Attack仕様”といわれる車が多いです。

 

少し話は逸れますが、私が筑波サーキットでの走行会イベント等に興味を持ちはじめたのが約15年程前。その頃と今とでは車種こそたいして変わらないものの、筑波サーキットを走っている車両の雰囲気がまるで違います。

エンジン出力やタイヤメーカーなどは15年前とそこまで変わらない印象で、(制御面や加工精度、タイヤのグリップの進化凄いです) ではどこが大きく違うのかといいますと”エアロパーツ”です。

エアロパーツに関してはもう別次元の進化。イベントに参加されている方々はよく『 空気とお友達になる!』なんておっしゃっていますが、まさに空力を考えての進化が凄いと思います。15年程前は前後バンパー交換以外にはトランクにGTウイング、フロントバンパーにカナードが付いているかどうか位でいわゆる公道走行可能な状態に近い仕様でした。

現在Attack筑波に参加されている皆さんの車両はもちろんナンバー付きの方もいらっしゃいますが、半数近くは車検無しで公道走行不可。まさにタイムアタック特化型レーシングカーです。車検の制限がない分、速さを追求したカスタムやチューニングを徹底的に施しているところが15年前との圧倒的な違いだと思いました。

 

特に筑波サーキットのアベレージスピードは国際サーキットとは違うレンジになるので、そこで空力を最大限生かす為の独特の進化はいわゆるレーシングカーのエアロとは違うのかもしれません。そのため初めてAttack仕様のエアロパーツを見た際には形状に大変驚きました。本当に空でも飛びそうなくらいの見た目で…。その辺はレギュレーションのあるレーシングカーとは違う進化になるのが正解なのかもしれません。

 

 

 

そして私の長年の憧れのピンクターボも空力面での変化がありました。

 

古きよき80-90年代の仕様も個人的には大変気に入っていたのですが、サーキットをより速く走る為に必要なエアロパーツの追加です。

まさに機能美。益々見とれてしまうリアビューとなりました。他にもフロントアンダーパネルやサイドスカート、ウィング変更等、結果を求める故の進化はやはり美しいです。

噂ではエンジンも色々と調整中とのことなので来シーズンのピンクターボの活躍が楽しみです!